ぷらぷらぷるぷる垂れ流し

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ぷらぷらぷるぷる垂れ流し

思いついたことを垂れ流します

ぬけがら

気まぐれに部屋の片付けでもしようかと、壁際のメタルラックを動かしたら積もり積もった埃が……。
この時点で、もう埃の掃除だけしてメタルラックをもとの位置に戻そうと思うレベルです。
が、更に気持ちが萎える物体が埃の上に鎮座しておりました。

強度の乱視による脆弱な我が視力では何物か判別出来ない塊も、文明の利器たる眼鏡をかけたなら即座に“ぬけがら”だと分かります。
そんじょそこらの昆虫さんのじゃないことまで見抜けました。

何故ならかつて虫取り少年だったからです。

で、何の“ぬけがら”だったかと言いますと、なんとアシダカグモでした。
果たしている役割からすれば益虫ですが、外見からは不快害虫と呼ばれる複雑な立場の“虫”です。

見た目で判断されるのは気の毒だとは思いますが、いきなりアシダカグモが歩いているところを目撃して動揺しない自信はありません。

そんなアシダカグモの“ぬけがら”が部屋に存在したということは、中身が未だ存在する可能性があるということです。
餌を求めて旅立ってくれていたら二重の意味でありがたいのですが、残念ながら確かめる術はありません。

存在するというだけでも結構怖いのに、そこそこ大きな“ぬけがら”だったので尚更……。
何故なら“ぬけがら”よりも中身は大きいからです。

人造人間編でトランクス達が、巨大なセミのような生物の“ぬけがら”を発見した時に感じた不安を思い出しました。

それは大袈裟にしても“ぬけがら”すら手で掴むのは躊躇われたので、粘着テープで埃と共にポイです。
メタルラックを戻して片付けを終えました。


気まぐれというのも困ったものです。